フルール・ペレラン アーカイブc

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フランスは、AppleのAppGratis削除決定を「極めて残酷かつ一方的」と呼び、EUに規制強化を求める予定

ジョーダン・カーンのアバター 2013年4月11日午後1時59分(太平洋標準時)

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Appleがアプリ検索サービス「AppGratis」を自社のガイドライン違反を理由にApp Storeから削除したという論争を受け、ロイター通信は本日、フランスの規制当局が欧州委員会とEU加盟国に対し、テクノロジー企業への規制強化を求める計画だと報じた。この声明は、フランスのデジタル経済担当次官フルール・ペルラン氏がAppGratisのパブリッシャーであるiMediappを最近訪問した際に発表された。ペルラン氏は、AppleによるAppGratis削除の決定を「極めて残酷で一方的」だと評した。

「このような行為は、この規模の企業にふさわしくありません」とペレラン氏は述べた。さらに、一部のインターネット企業が「繰り返し悪質な行為」を犯していると付け加え、欧州委員会とEU加盟国に対し、デジタルプラットフォーム、検索エンジン、ソーシャルメディアの規制強化を求めると述べた。

この決定は、AppleがApp Storeのコンテンツを宣伝する一部のアプリの削除を許可し、他のアプリの削除を許可していないという広範なApp Storeガイドラインを巡り批判を浴びている中で行われた。Appleは当初、AppGratisが削除されたのは、「App Storeと類似または紛らわしい方法で、自社アプリ以外のアプリを販売または宣伝目的で表示するアプリ」を警告するガイドラインに違反したためだと説明していた。また、AppleはAppGratisがガイドライン5.6に違反しているとも述べており、同ガイドラインでは「アプリはプッシュ通知を使用して、いかなる種類の広告、プロモーション、またはダイレクトマーケティングを送信してはならない」と規定されている。

AllThingsD は、Apple による AppGratis の削除はアプリ発見アプリケーションに対するより広範な取り締まりの一環だと情報筋が示唆していると報じたが、Apple がどのアプリを承認し、どのアプリを削除するかをどのように決定するかについては依然として不明な点が残っている。

Appleは本日Retuersに対し、削除前にAppGratisと協議を行っていたが、開発者らは「技術仕様を無視していた」と述べた。拡大拡大閉じる