Korea Timesは、 AppleがディスプレイをLCDからOLEDに移行する可能性を検討していると報じています。Apple最大のディスプレイサプライヤーであるSamsungは、Appleの需要に応えられるレベルまでOLEDの生産を増強しています。

匿名を条件に、サムスン幹部らは、生産量の増加により、アップルのiPadやiPhone向けにサムスン製のOLEDを出荷できる可能性が高まったと語った。

「今のところ、サムスンのOLED事業が軌道に乗っていないため、アップルは生産量や製品規模について疑問を抱いている。しかし、壁を突破するチャンスは高まっている」とサムスンの幹部は語った。

アップルはサムスン最大の顧客で、2011年にはメモリチップや液晶ディスプレイなどの部品を78億ドル分購入した。今年は、両社間の法廷闘争が激化しているにもかかわらず、アップルは約110億ドル分のサムスン部品を購入する予定だ。

Appleは、自社ブランド製品のほとんどにLCDを採用しています。SamsungはOLEDに「技術的な問題」があると考えており、Appleは以前、SamsungからのOLED採用の申し出を拒否したことが知られています。

アップルの広報担当スティーブ・パーク氏はコメントを控えた。

Appleのディスプレイ要件は、需要に基づいたものではないはずです。前述の「技術的な問題」には、「Retina」レベルのピクセル密度解像度や、液晶ディスプレイと同等の色精度が含まれると考えられます。OLEDディスプレイは見た目は美しいものの、彩度が高すぎる場合もあります。さらに、300PPIに近い解像度を持つモデルは聞いたことがありません。

（写真はサムスンのフレキシブル スーパー AMOLED ディスプレイ）

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