MacBookユーザーにとって、USB-C周辺機器はまだ入手しにくいですが、この1年で周辺機器の状況は大幅に改善されました。最近登場したUSB-C対応周辺機器の一つに、G-Technology製のバスパワー対応外付けハードドライブがあります。MacBookとの間でファイルを素早くやり取りする方法をお探しなら、G-Driveは良い選択肢です。

まず、詳細から。これは1TBの外付けHDDです。そのため、SSDほど高速ではありませんが、136MB/秒という速度定格にかなり近い値です。このドライブの高速性は、アルミニウムとプラスチックの筐体に収められた7200RPMのWestern Digital製HDDによるものです。

このドライブの最大の利点は、USB-Cを採用していることに加え、バスパワー駆動であることです。つまり、USB-Cケーブル1本でMacBookに簡単に接続して、必要な作業をすべてこなすことができます。G-Technologyは、非常に頑丈なUSB-Cケーブルを2本同梱しています。1本はUSB-C - USB-Cケーブル、もう1本は古いハードウェアとの接続に便利なUSB-C - USB-Aケーブルです。

このモバイルUSB-Cドライブは、最大5GbpsのUSB 3.1 Gen 1を搭載しています。もちろん、ドライブの速度が利用可能なスループットの飽和点に近づくことはありませんが、注目に値します。

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5.08インチ x 3.23インチ x 0.51インチのこのポータブルドライブは、バッグ、バックパック、さらにはポケットにも簡単に収まります。小型なだけでなく、重さも6オンスと軽量なので、持ち運びに負担をかけません。

最も重要なのは、このドライブの速度が謳い文句に非常に近いことです。私がいつも使っているベンチマークアプリ「QuickBench」を使って測定したところ、平均読み取り速度は127MB/秒前後で、書き込み速度もそれに大きく差をつけませんでした。

G-Technologyは、このモバイルUSB-CドライブがAppleのTime Machineに対応していると謳っており、その主張の正当性は私も保証できます。Time Machineのバックアップに問題なく対応しただけでなく、AirPort ExtremeベースステーションのUSBポートに接続した際にも認識されました。

このドライブについて、いくつか懸念点があります。まず、ステータスインジケーターランプがドライブ本体のUSBポートのすぐ隣にあります。ステータスインジケーターを見たい場合は、ドライブのUSBケーブルを自分の方に向ける必要がありますが、これはあまり理想的ではないと思います。

このドライブは上下にアルミニウムパネルを備えていますが、パネルは薄く、周囲は黒いプラスチックで覆われているため、全体的なビルドクオリティはプレミアムグレードからは程遠いと感じます。しかし、前述の2つの不満点が、このドライブの使用を妨げるほどではありません。

アダプタや専用のUSB-Cケーブルが利用できるので、MacBookに接続するために必ずしもUSB-C対応のハードドライブは必要ありません。しかし、最もシンプルな構成を求めており、回転式ディスクでも問題ないのであれば、G-TechnologyのモバイルUSB-Cドライブは堅実な選択肢です。MacBook専用カラーのこのドライブは、Apple Store限定で119.95ドル（3年間の限定保証付き）で購入できます。

さらにオプションをお探しなら、LaCieのPorsche Design USB-Cドライブも検討してみてはいかがでしょうか。Amazonでは109.99ドルから販売されており、容量は1TB、2TB、4TBからお選びいただけます。

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