今週初め、9to5Macは、サードパーティ製アプリケーションを悩ませているiCloud同期とCloudKitに関する重大な問題について報じました。現在、影響を受けた一部の開発者は、Appleからこれらの問題が解決されたと連絡を受け、当初問題を引き起こした原因に関する追加情報も提供されたと述べています。

月曜日に発表した最初のレポートで説明したように、同期などのタスクをクラウドインフラストラクチャに依存するサードパーティ製アプリケーションは、ここ数ヶ月、数多くの問題に直面しています。これらの問題により、「リクエストがHTTPステータスコード503で失敗しました」というエラーメッセージが表示されることがよくありました。 

9to5Macの取材に応じた開発者によると、AppleからiCloudの同期の問題が解決したことを確認する連絡があったという。Appleは根本的な問題が何であったかは具体的には説明しなかったものの、この問題が原因で「サービス利用不可（エラー503）」というメッセージがユーザーに表示されたことは認めた。

Appleは、これらのエラーは通常、特定のユーザーに対してリクエストスロットリングが作動した際に発生すると簡潔に説明しましたが、この安全対策にバグが影響し、通常よりも多くのエラーが発生しているようです。Appleは現在も開発者に修正について連絡中とのことなので、改善はまだ展開中である可能性があります。

9to5Macの見解

Appleは、この状況について未だ公式にコメントしていませんが、この状況は多くの主要なサードパーティ製アプリケーションに影響を与えています。一部の開発者は、iCloudとの同期を完全に無効化し、iCloudに問題が発生しているかどうかをユーザーに通知するカスタムアプリ内ステータスボードを作成するまで追い込まれました。

理想的には、Appleは遅かれ早かれ何らかの声明を公に発表するでしょう。iCloud同期の問題は、Appleが解決すべき課題であるにもかかわらず、サードパーティ開発者が主に責任を負わされています。

今週、サードパーティ製アプリケーション内での iCloud 同期に何か改善が見られましたか？ぜひコメント欄でお知らせください。

また、この記事の公開時点では、iCloud バックアップの停止、写真アプリのダウンタイムなど、iCloud では依然としていくつかの問題が発生しています。これらの問題は、Apple が本日開発者に約束した CloudKit バックエンドの改善とは無関係です。

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