

Appleは先日、ARMプロセッサを搭載した初のMacを発表しました。驚異的なパフォーマンスを誇る一方で、これらのマシンではWindowsやLinuxをネイティブに動作させることはできません。少なくとも現時点では。人気開発者のヘクター・マーティン氏は本日、Apple Silicon搭載MacにLinuxを搭載するための資金として、Patreonからの資金調達を発表しました。
ヘクター・マーティン氏は、Linuxを様々なデバイスに移植することで知られる開発者です。2016年には、3Dアクセラレーションを搭載したLinuxをPlayStation 4に移植するプロジェクトを発表しました。現在、マーティン氏はM1チップを搭載した新しいMac、そしておそらく他のApple Silicon搭載MacでもLinuxをネイティブに動作させることを目指しています。
本日Twitterで発表された通り、彼はLinuxをApple Silicon Macに移植する作業を支援したい人のために、Patreonのファンディングプログラムを立ち上げました。Martin氏によると、彼は「単なる技術デモ」を作るのではなく、M1 MacでLinuxをフルパフォーマンスで動作させることを目指しているとのこと。
Appleは、同クラスの他のARMマシンを圧倒するARMベースのApple Silicon Macの新シリーズをリリースしました。Linuxも動いたら最高ですよね?
実はLinuxも動かせるのですが、そのためには誰かが作業する必要があります。
彼が指摘したように、これらのARMマシンでLinuxを実行すること自体はそれほど難しいことではありませんが、AppleのカスタムGPUに必要なドライバーなど、すべてのAppleドライバーで適切に動作させるのは複雑です。マーティン氏はまず、新型M1 Mac miniでLinuxをデュアルブートで動作させることに注力しますが、その後、他のM1 Macとの互換性も考慮してプロジェクトをアップデートする予定です。
https://twitter.com/marcan42/status/1333459867323957251
このプロジェクトはオープンソースで、GitHubで公開されます。ユーザーは月額3ドル、6ドル、12ドルの寄付でプロジェクトを支援し、寄付レベルに応じてプロジェクトに関連した様々な特典が提供されます。開発者は、プロジェクトへの時間投資を保証するために必要な寄付額である4,000ドルに達するまで、一切の料金を請求しないことを約束しています。
Hector Martin のプロジェクトの詳細については、Patreon の Web サイトで読むことができます。
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