複数の現地報道によると、フォックスコンの郭台銘（テリー・ゴウ）氏は月曜日に開催された鴻海精密工業の年次株主総会で、かなり大胆な発言を行ったという。いくつかの翻訳があるものの、いずれも郭氏が「新型iPhoneはサムスンのGalaxy IIIを凌駕するだろう」と述べ、顧客にiPhone 5の発売を待つよう促したと伝えているようだ。Focus TaiwanはChina Timesの報道を引用して次のように報じている。

郭氏は、「競合他社を密告してきた経歴を持つ企業」であるサムスンを倒すことを生涯の目標にしてきたと語った。…彼が言及したのは、フラットパネル業界の価格カルテルに関する欧州委員会の調査で、2010年にサムスンが台湾企業4社を密告した行為だった。…サムスンは「汚点を付けられた証人」として調査を免除された。…郭氏はまた、新モデルはサムスンのGalaxy IIIを凌駕するだろうと述べ、アップルのiPhone 5の発売を待つよう消費者に促した。

郭氏はまた、フォックスコンの堺工場は「アメリカのガラスメーカーであるコーニング社と大型パネル供給に関する独占契約を結んでいる」と述べ、「競合他社は望んでもそのような材料を確保することはできない」と主張したようだ。ここ数ヶ月、郭氏の発言を誤って引用した報道がいくつかあるため、フォックスコンがこれらの発言に関して声明を発表するかどうかを見守る必要がある。

「私は日本人を尊敬していますし、特に彼らの実行力やコミュニケーションのスタイルが好きです」と郭さんは言う。「韓国人と違って、彼らは後ろから殴ったりしません。」

5月の報道では、郭氏がAppleがApple TVの「準備を進めている」と主張したと報じられた。しかし、後にこの報道は誤りであることが判明した。Foxconnは、郭氏が「Foxconnがいかなる製品の製造にも関与していることを[確認]も[推測]もしていない」と述べている。

（PatentlyApple経由）

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