11月21日更新：  AllthingsDはAppleにコメントを求め、「Appleは、今回の遅延は同社が製品設計の精神をプロジェクトに反映させた結果だと示唆した」と述べた。Appleの声明全文は以下のとおり。

「Apple Campus 2は当社の新たな拠点となり、1万2000人を超えるApple社員の生活にとって重要な一部となります」と、Apple広報担当のエイミー・ベセット氏は AllThingsDに語った。「そのことを念頭に、私たちはこのプロジェクトにも、Apple製品の設計に注ぐのと同じ細心の注意と細部へのこだわりをもって取り組んできました。市と共にプロジェクトを前進させ、建設を開始することを楽しみにしています。」

ブルームバーグの報道によると、アップルはクパチーノ市への提出書類の中で、新キャンパス2の完成を2016年半ばまで延期すると発表した。アップルは以前、この「宇宙船」のような新キャンパスを2015年中に開設する予定だと発表していた。

報道によると、アップルは今年、HPの旧キャンパス跡地に着工する予定だが、実際に着工するのは2014年になる可能性が高いという。

プロジェクトは若干遅れているものの、スティーブ・ジョブズが描いたアップルの新キャンパスの構想はほぼ維持されている。アップルの修正された提案には、従業員用の駐車スペースのさらなる増設や、1000人を収容できる講堂の改修などが含まれている。

新たな申請書は感謝祭休暇後に公表される予定だ。

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