長らく待たれていたTモバイルとスプリントの合併は、早ければ火曜日にも承認される見込みです。ニューヨーク・タイムズ紙は、事情に詳しい3人の関係者の話として、合併反対訴訟を担当する裁判官が合併を支持する判決を下す見込みだと報じています。

13州とコロンビア特別区の司法長官は昨年6月、両通信事業者の合併に異議を唱える訴訟を起こした。州は、スプリントとTモバイルの合併は競争を減退させ、顧客にとって料金の上昇につながると主張した。マンハッタン連邦地方裁判所のビクター・マレロ判事が裁判長を務めた。

ニューヨーク・タイムズ紙は、マレロ判事の決定には「条件や制限」が含まれる可能性があるが、Tモバイルとスプリントの両社は「火曜日に発表する予定」だと報じている。

報告書が指摘するように、この訴訟は合併への最後の障害となった。この合併は昨年夏に司法省、10月にFCCの承認を得た。

2018年4月に発表されて以来、承認プロセスは着実に進展していた合併にとって、今回の訴訟は最後の障害となった。もし裁判官の判決が両社に有利なものとなれば、この合併により1億人以上の顧客を抱えるTモバイルという超大型通信会社が誕生することになる。

TモバイルのCEO、ジョン・レジャー氏は、スプリントとの合併後少なくとも3年間は「新Tモバイル」の料金が「同等かそれ以上」になると約束した。州司法長官の間で懸念されているのは、この合併によって料金が上昇し、特に低所得者層に悪影響を与えるのではないかということだ。スプリントとTモバイルは、一般的にベライゾンやAT&Tと比べて、より手頃な料金の通信事業者と言える。

明日にはSprintとT-Mobileが公式発表を行うと予想されており、詳細が明らかになるはずだ。

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