モルガン・スタンレーのケイティ・ヒューバティ氏は、iPhone 6の売上増加による利益率により、同株は「大幅な値上がりが見込まれる」と述べ、AAPLを同社のベスト投資アイデアリストに追加した。

クレディ・スイスは以前、iPhone 6の利益率は iPhone 5sや5cよりも低くなるだろうと示唆していたが、ヒューバティ氏は、今回は中間のストレージ層を選ぶ人が増え、平均販売価格と利益率がともに上昇すると多くの情報源から示唆されていると述べている。 

クレディ・スイスとモルガン・スタンレーはともに、iPhone 6 Plus は 2 つのモデル間の製造コストの差が小さいため、大幅に高い利益率を実現するという点で一致している。

モルガン・スタンレーの予測が正しければ、Appleがストレージ容量を16/32/64GBから16/64/128GBに変更した決定は功を奏した可能性が高い。ストレージ容量の大きな差が、人々を新しいミドルレンジモデルに100ドル余分に支払わせる動機となっているのだ。Business  Insiderは、 モルガン・スタンレーの分析結果を詳しく説明した詳細なチャートを公開した（下記）。

また、ヒューバティ氏は、Apple Watchの利益率はiPadの20～30%よりもiPhoneの40～50%の範囲に近づくと考えており、これがAppleの将来の財務状況について楽観的な見方をするもう一つの理由となっている。

AAPL が過小評価されていると考えているのはケイティ・ヒューバティ氏だけではない。主要投資家のカール・アイカーン氏は最近、同社の株価は現在の 2 倍程度で取引されるべきだと示唆し、アップル社の評価額は 1 兆ドル近くに上ると指摘した。

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