iPhoneのカメラアプリは2007年以降、多くの機能が追加されました。フォーカスの変更、モードの選択、フィルターの適用、ナイトモードの使用など、様々な機能が使えるようになりました。私のように、より高度なコントロール機能を備えたサードパーティ製アプリを好むユーザーもいる一方で、Zerocamはコントロールや設定を一切備えていない新しいiPhoneカメラアプリです。
ZerocamはiPhoneのカメラ体験をシンプルにする
Zerocamの狙いは、iPhoneをコンパクトカメラにすることです。アプリを開くと、画像のプレビューと撮影ボタンしか表示されません。冗談ではありません。アプリには設定やオプションは一切ありません。開発者によると、このアプリの狙いは、ユーザーが最適なカメラ設定を気にすることなく、その瞬間を捉えることに集中できるようにすることです。
「設定は不要、撮影するだけ。モード選択、露出補正、フォーカスピーキング、画像確認などはもう不要です。写真を撮るだけで、あとは私たちが処理します。何も邪魔されることなく、純粋に写真撮影に集中できます。」と開発者たちは言います。
公平を期すために言うと、Zerocamにはいくつかの工夫があります。ホーム画面のアイコンを長押しすることでレンズを切り替えるショートカットが使えます（ただし、アプリ内でもこの機能が使えるようにしてもらえると嬉しいですね）。ロック画面からアプリを開くウィジェットや、年間を通して毎日少なくとも1枚写真を撮るチャレンジウィジェットもあります。
しかし、最も興味深いのは、このアプリが写真をRAWで撮影し、その後JPEGに変換するため、画像がほぼ圧縮されていないように見えることです。以前ここでお伝えしたように、iPhoneのスマートHDRは、画像が過度にシャープになったり、色が大きく変化したりすることで、一部のユーザーを不快にさせることがあります。Zerocamなら、そんな心配は無用です。
個人的にはこのアプリは好みではありませんが、あまり考えずに良い写真を撮りたい人には魅力的だと思います。Zerocamは無料でお試しいただけますが、1日に撮影できる枚数は12枚までです。無制限に撮影するには、9.99ドルでZerocam Infiniteをご購入ください。
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