

LAタイムズの報道によると、ロサンゼルス市警の刑事らは、セキュアエンクレーブが搭載されているにもかかわらず、ロックされたiPhone 5sのハッキングに成功したという 。
タイムズ紙が閲覧した裁判所文書によると、ロサンゼルス市警の捜査官は、 「ザ・シールド」俳優マイケル・ジェイスの殺害された妻が所有していたロックされたiPhoneを開ける方法を入手した。
ロサンゼルス郡上級裁判所に提出された捜索令状によると、ロサンゼルス市警の刑事らは、2014年に南ロサンゼルスの自宅で殺害したとされるエイプリル・ジェイス容疑者が所有していた白いiPhone 5Sのセキュリティ機能を回避する別の方法を発見したという。
さらに興味深いのは、サンバーナーディーノ銃乱射事件で、FBI がまだ Apple にセキュリティの低い iPhone 5c のロック解除の支援を要求していた時期に、この事件が起きたようだ…
捜索令状によると、ロサンゼルス市警察は携帯電話のロックを解除できる鑑識の専門家を発見し、その試みは成功した。令状の日付は3月18日だったが、FBIは3月28日までAppleに対する訴訟手続きを取り下げなかった。
令状によれば、地方検察庁の上級捜査官とジェイスの個人携帯電話の専門家が4月に携帯電話を検査することができたという。
使用された方法や、携帯電話にインストールされているiOSのバージョンについては何も明らかにされていないが、サンバーナーディーノの事件で、セキュアエンクレーブを持たずハッキングがそれほど困難ではないはずのiPhone 5cに、Appleの協力なしではアクセスできないとFBIがなぜ依然として主張しているのかという疑問が浮かび上がる。
その後、Appleの協力なしに5cにアクセスすることに成功したFBIは、使用した方法はその特定のモデルにのみ有効であり、iPhone 5sでは機能しないと明言した。
マイケル・ジェイス事件では、警察は夫婦がテキストメッセージで口論していたとみており、それが事実かどうかを確認するために携帯電話にアクセスしたいと考えていた。
デイリーメール経由。分解写真はiFixitより。
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