
TechCrunchの報道によると、Appleは「ヌード写真への懸念」を理由に、iPhoneとiPad向けの人気写真共有アプリ500pxをApp Storeから削除した。
カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社は、火曜日の東部標準時午前1時頃、このアプリをApp Storeから削除した。同社のCOO、エフゲニー・チェボタレフ氏はTechCrunchに対し、Appleは子供たちがこのアプリで意図せずヌード写真を検索して見つけてしまうことを望んでいないと語った。
この動きは、App Storeのレビュアーが担当していたiOS向けの500pxのアップデート版に関する昨晩のAppleとの協議の直後に起こった。Appleのレビュアーは、このアップデートではユーザーがアプリ内でヌード写真を検索できるため承認できないと同社に伝えた。これはある程度正しいが、500pxは実際には検索を困難にしていたとチェボタレフ氏は説明する。同氏によると、新規ユーザーは、InstagramやTumblrなど他の写真共有ソーシャルサービスのように、アプリを起動してヌード写真を見つけることができなかったという。代わりに、アプリはデフォルトで「セーフサーチ」モードに設定され、こうしたタイプの写真は非表示になっていた。セーフサーチをオフにするには、500pxは実際にユーザーがデスクトップウェブサイトにアクセスして明示的に変更する必要があった。
チェボタレフ氏は、500pxではポルノ画像はサービス利用規約に違反するため許可されていないこと、そしてコミュニティ内で見つかるヌード画像は「芸術的」な性質のものが多いことを明確にした。また、不適切な画像はユーザーによる報告に依存しているが、ヌード画像を自動識別してタグ付けし、検索結果に表示されないようにする機能を開発中である。
500pxは昨日Appleに対し、状況改善に必要なアプリの変更を行うと伝えたが、Appleは待てなかったようだ。TechCrunchが伝えたところによると、チェボタレフ氏は「500pxがAppleに約束した変更は今すぐ行うべきであり、直ちに提出している」と述べた。
[ツイート https://twitter.com/tchebotarev/status/293793090840449025]
更新:Appleの広報担当者は、削除についてThe Next Webに次のような声明を伝えた。
このアプリは、ポルノ画像や素材を掲載しており、ガイドラインに明確に違反しているため、App Storeから削除されました。また、児童ポルノの可能性があるというお客様からの苦情も寄せられています。開発者に対し、アプリ内でポルノ画像や素材が使用されないようにするための安全対策を講じるよう要請しました。
完全なレポートはTechCrunchでご覧ください。
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