

本日、バルセロナで開催されたOFFFにて、AdobeはMac版Illustratorに将来搭載される可能性のある新しいインテリジェント機能をプレビューしました。「Color Transfer Sneak」と呼ばれるこの機能は、アーティストがベクター画像で色を扱う方法を大きく変える可能性があります。
デスクトップ版Adobe ColorやiOS版Adobe Captureに初めて搭載された技術と同様の技術を採用したColor Transfer Sneakは、ユーザーが用意した画像や写真から自動的にカラーパレットを抽出します。色が決定したら、アーティストは新しいパレットを使用してIllustratorの作品の色を変更できるようになります。この機能はすべての塗りつぶしに一度に適用され、様々なカラーバリエーションを試すことができます。
Adobe Illustratorには以前から、プリセットやあらかじめ用意されたパレットを使ってベクターオブジェクトを部分的に再着色できるアートワーク再着色ツールが搭載されていましたが、これらのカラースキームは事前に手動で決定し、サンプリングする必要がありました。Color Transfer Sneakは、インテリジェントな写真分析によってこの体験をさらに充実させます。
バルセロナ周辺のスペインタイルの写真を使ったこの機能の動作を、以下の動画でご覧ください。他の製品プレビューと同様に、AdobeはColor TransferがIllustratorの正式版にいつ実装されるか、あるいは実装されるかどうかについて明言していませんが、現段階ではかなり洗練されており、今後のアプリアップデートで追加される可能性があります。プレビューの詳細については、Adobeのブログ投稿をご覧ください。
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