AdobeはFlash Playerをバージョン10.3にアップデートし、多数のバグを修正するとともに、新しいコントロールパネルを導入しました。これは、カメラ、マイク、ローカル共有オブジェクトの設定など、Flash Playerの様々な設定をより適切に管理できる、嬉しい追加機能です。さらに重要なのは、FlashトラッキングCookieの扱い方を設定できるようになり、プライバシー、セキュリティ、ストレージに関するその他の設定を細かく調整できる点です。

また、Flash Player 10.3はMac OS Xの自動アップデート通知機能をサポートした点も重要です。Adobeによると、この新しいアプレットはMac OS X、Windows、Linuxのシステム全体にわたるコントロールパネルにネイティブで追加されるとのことです。開発チームはブログ記事で、Flash Player 10.3はAndroid 3.1デバイスもサポートしていると説明しています。

開発者は、音響エコーキャンセル、ノイズ抑制、音声アクティビティ検出、マイク入力レベルの自動補正、ウェブサイトの動画分析など、多数の新しいオーディオおよびビデオ機能の恩恵を受けることができます。Google Chromeをご利用の場合は、GoogleのブラウザにFlash Playerが組み込まれており、新しいバージョンが検出されると自動的に更新されるため、何もする必要はありません。その他のブラウザでは、スタンドアロンのFlashインストーラーをご利用ください。

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