

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、Appleが人工知能スタートアップ企業Emotientの買収を認めたと報じている。Emotient が開発したクラウドベースの技術は、人工知能を用いて顔の表情を分析し、感情を検知する。
アップルの広報担当者は、買収後の同社の定型声明で今回の買収を認め、「アップルは時折、小規模なテクノロジー企業を買収しており、その目的や計画については通常、話し合うことはありません」と述べた。しかし、買収条件の詳細については明らかにしなかった。
同社のウェブサイトは報道後も引き続き公開されており、この技術について「表情に基づく感情検出と感情分析のリーディングカンパニーです。当社は、顧客理解と感情認識コンピューティングの飛躍的な進歩につながる、感情分析の新たな波の最前線に立っています。」と説明している。
同社のウェブサイトによると、同社がこの技術を活用している具体的な用途には、「広告、コンテンツ、製品、顧客サービス、販売のやり取りに対する顧客のフィルターを通さない感情的反応の測定」などが含まれる。
この買収は人材や技術そのものを獲得することが目的だった可能性もあるが、契約の金銭的条件は明らかにされておらず、Apple はいつものように買収後の Emotient に関する計画については一切情報を提供していない。
そして本日のニュースは、ここ数ヶ月Appleが進めているAI関連技術買収のリストに新たな一幕を加えるものとなった。10月には、Appleはスタートアップ企業Perceptioから、クラウドへの依存度が低いスマートフォン上でAI技術を稼働させるソリューションを提供する新たな人工知能技術を買収した 。また同月には、バーチャルアシスタントメーカーのVocallQの買収も発表している。
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