Snapchatは、「Sign With Snap」という新しいASLアルファベット学習レンズを導入します。このレンズでは、「名前の指文字の書き方、ASLアルファベットの練習、そして新しいスキルを試すゲーム」の遊び方を学ぶことができます。 

Snapchatの目標は、ユーザーが共有コミュニケーションを通じて互いに親近感を抱くことです。この機能は、Snapchat社内の聴覚障害者や難聴者で構成される「Deafengers」と呼ばれるチームメンバーによって主導されています。このソーシャルメディア界の巨人は、SignAll社と提携し、ユーザーの指文字認識技術を活用しています。このレンズは、昨年のランダマイザー指文字認識レンズに使われたハンドトラッキング技術を用いて開発されました。このレンズは、国際ろう者週間を記念して制作されました。 

言語的不平等が蔓延する世界において、手話ネイティブユーザーにとって、ARはコミュニケーションの進化に貢献できると確信しています。Snapchatをご利用いただくすべての方々の体験を継続的に向上させるため、コミュニティの皆様からより多くのことを学び、共に歩んでいきたいと考えています。

この新機能は、Apple TV+映画『CODA』がアカデミー賞を受賞した直後にSnapchatに登場します。『CODA』は、聴覚障害を持つ大人の子供（CODA）が歌うことへの愛を発見し、家族の義務と夢の両立を迫られる物語です。

SnapchatはここしばらくAR戦略を強化してきました。昨年はARディスプレイサプライヤーのWaveOpticsを5億ドルで買収しました。また、ディスプレイメーカーのCompound Photonicsも買収しました。さらに先月には、SnapchatのARグラス「Spectacles」の進化を支える技術を持つニューロテクノロジーのスタートアップ企業NextMindを買収しました。

ASL 学習レンズは現在、iOS および Android 版 Snapchat で試すことができます。 

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