
長年愛用されているバックアップソフトウェアスイート「Retrospect」が本日、Macユーザー向けにバージョン14.0にアップデートされました。今回のアップデートの目玉は、Amazon S3などの代替となる低コストのクラウドストレージソリューションであるBackblazeのB2 APIのサポートです。
Retrospectは、中小企業向けにハイブリッドデータ保護を提供するという、同社が提唱するソリューションを提供しています。Mac、Windows、Linuxクライアント向けのクロスプラットフォーム保護を提供し、デスクトップ、ノートパソコン、サーバーのバックアップに使用できます。
Backblaze B2との連携をテストするために、Macアプリのベータ版を試してみましたが、期待通りに動作しました。デスクトップ上のファイルを選択してバックアップし、Backblazeアカウントにログインすると、バックアップファイルを確認することができました。
Backblaze B2 を使用するための Retrospect 14.0 の設定
B2サポートの導入に加え、Retrospectは複数の監視サービスとの連携機能を追加しました。Nagios、Slack、IFTTTなどのシステムに対応しています。また、プロダクションハウス向けにAvidおよびLTFS Production Tool Supportもバンドルされており、複雑なエコシステムにおけるバックアップのより緊密な統合を可能にするスクリプトフックもサポートしています。さらに、この新しいソフトウェアにより、IT管理者はデータベースなどのサービスを一時停止し、バックアップの完了を確認した後にサービスを再起動することも可能です。
リリースノートと主要な変更点の詳細は、Retrospectのウェブサイトでご覧いただけます。また、同社は製品の無料トライアルも提供しており、ユーザーは45日間お試しいただけます。Retrospectはデスクトップ版を119ドルから販売していますが、シングルサーバー版とマルチサーバー版も499ドルから販売しています。
画像クレジット: Rawpixel
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