
Appleは現在、Macオペレーティングシステムの次期メジャーリリースであるOS X 10.12を今秋リリースし、Siriを製品ライン全体に拡張していく予定です。昨年、AppleはApple Watchと新型Apple TVの両方にSiriを基盤機能として搭載し、2016年にはついにMacにもSiriが搭載される予定です。
Appleは少なくとも2012年から社内でSiri統合版のOS Xをテストしていましたが、現在、情報筋によると、AppleはMac版Siriについて明確なビジョンを持ち、洗練されたユーザーインターフェースも備えており、この機能を一般公開する準備がほぼ整っているとのことです。Appleは6月に開催される年次開発者会議(WWDC)でOS X 10.12を発表する予定です。
Macの通知センターのようなスワイプメニューや、iPhone、iPad Proのようなフルスクリーン表示ではなく、Mac版SiriはMacのメニューバーに統合されます。検索用のSpotlight虫眼鏡アイコンや通知センターの通知アイコンと同様に、メニューバーの右上隅にあるSiriアイコンで音声コントロール機能が起動します。
ユーザーがSiriボタンをクリックすると、画面の右上隅に暗く透明なSiriインターフェースが表示されます(マイケル・スティーバー氏によるモックアップで示されています)。このインターフェースでは、音声入力を示すカラフルな音波が表示されます。情報筋によると、テスト中のインターフェースデザインはまだ最終決定されておらず、夏の導入前に変更される可能性があります。
Mac版Siriはシステム環境設定に専用のパネルが追加され、Siriを起動するためのキーボードショートカットを選択できるようになるとのことです。情報筋によると、最近のiOSバージョンと同様に、OS X 10.12の初回起動時にSiriを有効化できるようになるとのことです。新しいOS Xバージョンを搭載したMacを電源に接続すれば、「Hey Siri」コマンドで最近のiPhoneやiPadモデルとほぼ同様に操作できます。
コードネーム「Fuji」のOS X 10.12では、コアシステムアプリケーションウィンドウ全体にわたるユーザーインターフェースの微調整も予定されていますが、2014年のOS X Yosemiteアップデートほど顕著な変更にはならないでしょう。Appleは、昨年のOS X El Capitanで強調されたパフォーマンス重視のエンジニアリングの取り組みも継続しています。また、同社は秋に向けてiOS 10を開発しており、近日中に詳細を発表する予定です。
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