AppleはiPhone 6sと比べて25%明るくなったと謳っているにもかかわらず、iPhone 7のディスプレイは前世代のiPhoneと比べて明るく見えない、あるいはそれほど明るくないという意見が多いようです。実際は明るくなっているのですが、そう見えないのには理由があるようです… 

iPhone 7 のディスプレイが iPhone 6s や他の iPhone と比べてそれほど明るくないように見えるのはなぜかと疑問に思う人々の例をいくつか挙げます。

[ツイート https://twitter.com/_kegan_/status/776984325073940480]

[ツイート https://twitter.com/rgnpx/status/777537971247575040]

その理由は？iPhone 7は、周囲の光量に応じてディスプレイの明るさを自動調整するAppleの機能「自動明るさ調整」を有効にしない限り、画面の明るさが最大にならないからです。そして、有効にしても、周囲の光量が多い場合にのみ、新しくなった明るいディスプレイの性能を最大限に発揮します。

DisplayMate が本日行った通常のディスプレイの詳細な分析により、手動の明るさスライダーでは実際に最大明るさに達することができないことが確認されました。これはおそらく、バッテリーの消耗を避けるためです。

iPhone 7では、自動明るさ調整がオンになっていると最大画面輝度が大幅に上がるため、手動明るさ調整スライダーを常に非常に高い値に設定してバッテリーを急速に消耗させることはできません。高い画面輝度は周囲光が明るい場合にのみ必要なので、自動明るさ調整をオンにすると、周囲光が明るい場合でも画面の視認性が向上し、バッテリー駆動時間も長くなります。自動明る さ調整がオンになっていると、iPhone 7は、高い輝度が本当に必要な周囲光が明るい場合でも、最大705 cd/m2 (nits)という驚異的な輝度を生成します。これは、フルスクリーンホワイトを含む平均画像レベルAPLのスマートフォンとしては最高のピーク輝度です。

DisplayMate が測定した 705 nits は、Apple が iPhone 7 で宣伝した 625 nits よりもさらに高い数値です。

おそらくこれが、手動で調整した際にiPhone 7のディスプレイが前世代のiPhoneと比べてそれほど明るくないと感じる人が多い理由でしょう。しかし、自動明るさ調整機能を使うと、実際の視聴環境下ではiPhone 7の方がはるかに優れたパフォーマンスを発揮するはずです。つまり、iPhone 7のディスプレイはほとんどの状況で確かに明るく、明るさ以外にも、画面反射率や色精度など多くの点で記録を更新しています。 

一方、多くのユーザーは、日光やその他の強い周囲光の下でのパフォーマンスの向上に気づいています。

[ツイート https://twitter.com/cribasoft/status/776884313765711872]

iPhone 7 の「設定」 →  「画面表示と明るさ」で、自動明るさ調整が有効になっていることを確認できます。

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