

サプライチェーン情報サイトThe Elecが本日発表した新たなレポートによると、Samsung DisplayとLG DisplayがiPhone 13とiPhone 13 Proに搭載されるディスプレイの生産を開始したとのことです。iPhone 13 Proは、ProMotion 120Hzをサポートする新しいLTPOディスプレイ技術を採用すると報じられています。
報道によれば、LGディスプレイがiPhone 13とiPhone 13 miniに使用されるOLEDスクリーンを製造し、サムスンがiPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxのパネルを生産する予定だという。
サムスンは、120Hzのリフレッシュレートをサポートする低温多結晶酸化物(LTPO)薄膜トランジスタ(TFT)OLEDパネルの唯一のサプライヤーです。Appleは、上位2モデルにLTPO TFT OLEDを採用する予定です。LG Displayは、下位2モデルに低温多結晶シリコン(LTPS)TFT OLEDパネルを供給する予定です。
サムスンは、iPhone 12シリーズやその他の旧モデルを含め、今年Appleに最大1億2,000万~1億3,000万枚のOLEDパネルを供給すると見込んでいます。LGは最大5,000万枚を期待しています。
レポートでは、これは昨年iPhone 12シリーズのディスプレイ生産開始より約1か月早い時期だとも指摘されています。ちなみに、iPhone 12シリーズはCOVID-19パンデミックの影響で発売が遅れ、Appleは数ヶ月にわたり需給問題に悩まされました。Appleは今年も同様の問題を回避しようとしていますが、世界的なチップ不足との闘いは続いています。
以前もご説明したように、AppleがLTPO(低温多結晶酸化物)ディスプレイに切り替えたことで、iPhone 13はバッテリー駆動時間に大きな影響を与えることなく120Hzのリフレッシュレートを実現できます。ProMotionは2017年からiPad Proシリーズに搭載されていますが、iPhoneはOLED技術を採用しているため、搭載されていません。
高リフレッシュレートディスプレイは、実使用においてどのような意味を持つのでしょうか?iPadで確認したように、iOS全体のアニメーションの滑らかさに大きなメリットをもたらします。また、120Hzディスプレイは60Hzディスプレイの2倍、つまり約8ミリ秒ごとに更新されるため、ゲーム体験の向上にも役立ちます。
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