スマートホームデバイス企業のEveは、自社の製品ラインナップにThreadのサポートを追加しており、Eve Thermoはアップデートされる最新のHomeKit対応デバイスです。

Eve Thermo は、Siri などさまざまな方法で個々の部屋の温度を制御できるスマート ラジエーター バルブです。

従来のスマート暖房システムでは、通常、1つのサーモスタットに目標温度を設定できます。しかし、寝室とリビングルームなど、部屋ごとに時間帯ごとに異なる温度にしたい場合や、ゲストルームなど、誰も来ていない未使用の部屋には温度調整のみを行いたい場合もあります。

Eve Thermo は、個々のラジエーターに取り付けて、その部屋の目標温度に達するように自動的に制御できるソリューションを提供します。

Threadは、Appleを含む多くの企業がサポートするスマートホーム製品を制御するための高度な技術規格です。各デバイスが固定のハブと通信する必要はなく、制御メッセージはご家庭内のThread対応デバイス（HomePod miniも含む）間で送受信できます。

Eve は Thread の利点を次のように説明しています。

まず、ピアツーピアのメッシュネットワークであるため、デバイス同士が通信するために中央ハブに直接接続する必要はありません。次に、自己維持・自己修復型のネットワークとして設計されているため、一部のデバイスが接続されたり切断されたりしても接続は維持され、ネットワークは必要に応じて自動的に再構成されます。さらに、スマートホームを念頭にゼロから設計されているため、常時電源を持たないデバイスのバッテリー寿命と消費電力に特に重点が置かれています。

Threadはメッシュネットワークです。つまり、ネットワーク上のデバイスは、ブリッジや中央ハブを介さずに相互通信できます。さらに、距離や壁などの要因でアクセスできないデバイスにも、メッセージを中継することで他のデバイスにメッセージを届けることができます。また、一部のデバイスがネットワークから切断された場合でも、ネットワークは自動的に再構成されます。

Eve は 4 月に 3 つの製品に Thread サポートを追加しており、HomeKit News は、 Eve Thermo も本日これに追随したと報じています。

ドイツのスマートホーム製品メーカーEveは本日、待望のEve Thermo新バージョンをリリースしました。このアップデートではThread機能が追加となります。これは2020年末に同社が近日中にリリースすると発表していたもので、既にThreadを搭載した新製品が市場に投入されている、あるいは既存製品でThreadが有効化されているEve製品に続くものです。

Nanoleaf スマート ライト パネルは先月のアップデートで Thread サポートを取得しました。

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